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長谷寺(ちょうこくじ)は鳥取県倉吉市にある天台宗の寺。寺号は「はせでら」とも読む。中国三十三観音霊場第三十番札所。 ==概要== 『伯耆民談記』等に伝える寺伝によれば、奈良時代の養老5年(721年)、法道を開山として創建されたという。当初は長谷(ながたに)村(現・倉吉市長谷、長谷寺の西方)にあり、後に現在地に移されたという。草創の詳しい事情や中世までの沿革は判然としないが、中世には禅宗寺院であった。鳥取市河原町片山の国英神社(くにふさじんじゃ)蔵の正安3年(1301年)銘の梵鐘には「伯州久米郷長谷寺鐘」とあり、この時点での寺の存在が確認できる。 豊臣秀吉の時代に寺領を失い衰退するが、米子城主中村一忠によって再興。この頃天台宗に転じた。 境内は打吹山山中、打吹城越中丸跡近くの斜面地にあり、室町時代再築の本堂は急斜面に対応した懸造の建築である。 本堂には重要文化財に指定の厨子内に秘仏の本尊木造十一面観音菩薩坐像を安置する。 また本堂内壁面に室町時代から江戸時代に奉納された秀逸な絵馬が多数掛けられていたことから(現在は庫裏に展示)、「絵馬の寺」として広く知られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長谷寺 (倉吉市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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